中国女性史入門―女たちの今と昔
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ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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中国史において女性がどのような生き方をしてきたのか、概観できる
76のテーマを通して、他の国と同様、中国も、纏足に象徴されるような女性に対する抑圧の状況が続いてきたことが理解できました。その中でも、
雲南と四川の省境に住むモソ人が母系社会を存続させていて、世界的に注目されていること。
日清戦争後に立憲君主制への変法運動を起こした康有為などの維新派が、女性解放に大きな役割を果たしたこと。
中華民国の1930年代、上海で、肉体を売る女性が12万人もいたこと。
などが、私にとっては、特に関心をもつことでした。
中国は改革開放が進み、現在では、女性の経済力も向上しているのではないかと思います。女性がもたらす中国の社会変革はどのようなものなのか、今後も調査・研究をしていただきたいと思います。
章構成・・・婚姻・生育、教育、女性解放、労働、身体、文芸、政治・ヒエラルキー、信仰
おすすめです
中国史といえば男の世界、女性といっても数人の名前しか浮かばない印象だったのですが、考えを新たにしました。 テーマ別に8章あり、各章に項目がたくさんあるので、カタログのように読みたいところだけを読んでもいいし、通しで読めば中国女性史の全体像のイメージが持てるし、詳しく自分で調べたい人には各項目の研究案内をみればよいし、親切な作りだと思います。 中国の女性のこと、特に古代から現代までをとおして扱っている本で手軽なものはなかなか見られなかったので、この本を読んで(あたりまえですが)女性も共に歴史を刻んできたのだと改めて認識しました。中国の歴史や文学に興味がある人だけでなく、女性に関わる問題に興味がある人や社会問題に興味がある人の興味にも充分こたえられるのではないでしょうか。
人文書院
中国女性の一〇〇年―史料にみる歩み 中国の女性学―平等幻想に挑む 中国列女伝―三千年の歴史のなかで (中公新書 166) 中国女性―家・仕事・性 近代日本の陽明学 (講談社選書メチエ)
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